鉄道ウィキ
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大井川鐵道両国車輌区(おおいがわてつどうりょうごくしゃりょうく)は、静岡県榛原郡川根本町にある大井川鐵道の車両工場・車両基地。井川線川根両国駅に隣接している。

1953年、中部電力専用鉄道が井川ダムの資材輸送により井川まで延伸され、機関車・客車・貨車を増備することになったため、従来から存在したガソリン機関車用の車庫ではなく、本格的な整備を行える工場が必要になり、当区が建設された。建設当初は両国機関区と称していた。

井川線の観光客増加に対応するべく、1972年のスハフ500形客車以降、旅客車両の製造も行っており、2001年までに合計16両(これは2007年現在井川線に在籍する旅客車両の59%に相当)の客車が当区で製造されている。

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